2010年10月28日

営業で大切なのは最後の一押なのだが

サービスもいいし、値段も決して高くはないはずなのだが、お客様に対して最後の一押しが
上手くいかなくてチャンスを逃していることが良くあります。折角いいところまで攻めているのに
成約に結びつかないのはなぜか。それは簡単に言うとクロージングという発想を捨てて
決断は始まりであるという意識を持つことで変えられます。まずは発想を変えるのです。

営業マンにとっては、お客様とのご成約は常に始まりだと考えることです。
クロージングとなると、決めなければと焦りや、緊張感や、不安がつのってきます。
しかし商品は売って終わりではないのです。これからお客様と関わっていく始まりなのです。

つまり成約はこれからお客様とのお付き合いという発想を持つということなのです。
ご成約はあくまでもこれからの前提にしかすぎません。これからどのようにお客様に
貢献できるだろうという思考に変えることが大切なのです。
見積も出し、他の企業と比較検討されてる中で、価格で競り合ってる場合には、
是非ともあなた自身を売り込んでください。最終的には人の決断は感情で決まります。

あなたが「お客様の会社の未来に貢献したい」という思いをもった営業マンであるということが
伝われば、お客様はあなたの提案の方を選ぶはずです。
なぜなら営業とはお客様の問題解決の手段を提供する行為だからです。
営業マンにはお客様の問題解決や不安の解消をせねばなりません。
これが無くては当然、お客様の未来は開かれないわけです。

そのことはお客様にとって大変な損失になりかねません。営業マンとして、お客様に必要性があり、
支払い能力があるなら、売る責任が発生するのです。商品を通じてお客様に貢献することに集中してください。
そうすれば必ず結果はついてきます。クロージングではなく、決断はお客様と今後の始まりだという思いを
強く持った行為は必ず相手に伝わります。頑張ってください。



Posted by 山本山 at 14:15│Comments(0)
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